2021年6月27日日曜日

厚労省は素晴らしい!(2)

例えば、妊婦さんらへのアンサーですけども

厚労省のワクチンQ&Aのページ
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/
には、以下のようにあります。

(下線、太文字、青文字は私の補足です)


Q:私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。

A:妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンを接種することができます。mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。


接種可能か?って聞かれて・・・・はい、できます!

うん、そりゃそうか、何故ならば、悪影響を及ぼすという報告は無いからです。

で、そりゃそうです、そんな論文があったとしても、それが「悪」影響とまで判定できるほどの長期間及び大人数の複数条件下において、証明できない訳ですから、仮に、悪いという論文があったとしても、そういう意見もあるけども、実際にはまだわからないというのが本当のところです。だって、これ、緊急承認されて、実際に使用されてから、半年程度しか経っていませんので、当然のことです。

そもそも、今回のお注射接種は、治験中の話です。治験の期間は2023年の5月というのですから、今、まさに、これからって感じですけど、そんなもん、データなんて、ほとんどありませんぜい。


<詳細を見てみましょう>

妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方でも、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンを接種することができます(※1)。妊娠後期に新型コロナウイルスに感染した場合に重症化リスクが高くなるという点においては、ワクチン接種のメリットが考えられます。


確かにメリットが考えられますが、当然、不利益も考えられるわけですね。そこには触れておりませんが、察しろよ、ということです。
非接種者の重症化リスクと接種後の重症化低減効果をどうやって天秤かけるんだろう?
妊婦さんにとっては、風邪をひかないようにって、気をつけると思うんですけどね、
メリットとデメリットについて、一番いいのは、接種もせずに、感染しない方が良いというのはわかると思いますが、さて、ご自身の周りで、どれくらい感染者さんが、いらっしゃったのか?という点も見る必要があると思います。


日本産婦人科感染症学会と日本産科婦人科学会は、特に人口当たりの感染者が多い地域の方、感染リスクが高い医療従事者、保健介護従事者、重症化リスクの可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方については、積極的に接種を考慮することとしています。産婦人科施設などでワクチン接種を行うことが望ましいですが、集団接種や産科のない診療所などで接種する場合、接種前後1週間以内の妊婦健診が勧められています。一方で妊娠している女性には、海外の実使用経験(※1)などから現時点で特段の懸念が認められているわけではないものの、安全性に関するデータが限られていることから、接種のメリットとデメリットをよく検討して接種を判断していただくこととしています。


ほらね、
よく考えて判断してよ、って答えを言っている訳です。妊婦さんだけ、よーく考えればいいみたいですけど、それは奇妙な話でして、体内に蓄積されるスパイクタンパクがどのように影響が出現するのかは、誰にもわからないはずです。ですから、よく検討して判断してください、というのは、妊娠している女性に限ったことではないと思います。この点については、厚労省のコメントは少々違和感を感じます。


また、妊娠を計画中の方については、接種後の長期避妊は必要ありませんが、可能ならば妊娠前に接種を受けるようにし、器官形成期である妊娠12週までは、偶発的な胎児異常の発生との識別に混乱を招く恐れがあるため、接種を避けていただくこととしています。授乳中の女性については、現時点で特段の懸念が認められているわけではなく、海外でも接種の対象とされています。 ワクチンを接種するかお悩みの方は、主治医にもご相談ください。

こんなの、主治医に相談するのはそうだとしても、主治医も困りますよねぇ。
今の所、誰にもわからないっていうのに、主治医にもご相談くださいってなぁ。

新型コロナの特ちょうとして、血栓の生成、関門を通過して、大腸から各器官に進む事など報告されており、血栓の抑制については、昨年春ごろには大阪大学が発表していたと思います。
各大学では、血液をサラサラにするための措置を講じていた事などは、報道でもされていました。(当時の報道はまともだったと思います)
で、今、お注射の促進が進んできたこの段階で、同じことが言われております。
スパイクタンパクが生成され、血栓になる。どんどん増える可能性があること。
副作用や重症化された方の症状は、まるで、新コロ当初の報告症状と共通ではありませんか。
スパイクタンパクは、各臓器に送られ、蓄積することがすでに論文発表されております。
その臓器の中には、胎盤も含まれております。これなどは、マウスで確認済みとのことで、妊娠にどういった影響が生じるのかは、全くわかりません。
妊婦さんに、風邪引くな、と言っておいて、風邪引いた(コロナの症状)のような状況を引き起こしてしまうことを良しとするなんて、僕なら、良心の呵責に耐えられない。
だから、主治医にも相談してねってこと、それといろんな論文をよ〜く読んでねってことです。

おーい!誰が読むね〜ん!(笑)

厚労省の中には、言いにくいことを遠回りして表現している人がいるんですね。
多分、察してくれ!っという願いを込めて、この文章書いているんじゃないでしょうか。

まだ、良心があるのかもしれません。

現在、ファイザー社等は妊婦を対象とした新型コロナワクチンの臨床試験を海外で実施しています。

また米国では妊娠中・授乳中・妊娠を計画中の方について、下記のような見解やエビデンスが示されています。


妊娠中の方:

米国では、既に10万人以上の妊婦が新型コロナワクチンを接種しています(2021年5月3日時点)。妊娠中にmRNAワクチン接種をした約3万5千人の女性の追跡研究の報告では、発熱や倦怠感などの副反応の頻度は非妊娠女性と同程度であり、胎児や出産への影響は認められませんでした(※2)。妊婦中の女性に対するmRNAワクチンの安全性や有効性に関するランダム化比較試験も現在行われています。米国CDCは、妊婦にも接種の機会が与えられるべきだとしております(※3、※4)。これは、妊婦は同世代の妊娠していない女性と比べて、新型コロナウイルスに感染した場合に重症になりやすく、また早産や妊娠合併症、胎児への悪影響のリスクが上がることが主な理由です(※5)。

妊娠中にmRNAワクチンを受けた方の臍帯血(胎児の血液と同じ)や母乳を調べた研究では、臍帯血にも母乳中にも新型コロナウイルスに対する抗体があることが確認されています。こうした抗体が、産後の新生児を感染から守る効果があることが期待されています(※6)。


授乳中の方:

授乳中の方も、新型コロナワクチンのmRNAワクチンを接種することができます(※3)。mRNAワクチンの成分そのものは乳腺の組織や母乳に出てこないと考えられています(※7)。

授乳中にmRNAワクチンを受けた方の母乳中に新型コロナウイルスに対する抗体が確認されています。こうした抗体が、授乳中の子供を感染から守る効果があることが期待されています(※5、※6)。


妊娠を計画している方:

これから妊娠を計画されている方もmRNAワクチンを接種できます。mRNAワクチンが生殖器に悪影響を及ぼす報告はなく、ワクチンのために妊娠のタイミングを変更する必要はありません(※3)。もし接種後に妊娠していたことがわかった場合も、ワクチン接種が妊娠に悪影響を及ぼすという報告はありません。


その他、海外の動向などについては、こちらをご覧ください。


(参考資料)
新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会)
※1:コミナティ筋注添付文書
※2:N Engl J Med.2021 April, Epub
(Preliminary Findings of mRNA Covid-19 Vaccine Safety in Pregnant Persons)
※3:CDC. Interim Clinical Considerations for Use of mRNA COVID-19 Vaccines Currently Authorized in the United States
※4:WHO. The Moderna COVID-19 (mRNA-1273) vaccine: what you need to know
※5:JAMA Pediatr. 2021 April, Epub
(Maternal and Neonatal Morbidity and Mortality Among Pregnant Women With and Without COVID-19 Infection)
※6:American Journal of Obstetrics and Gynecology. 2021 March, Epub
(Coronavirus disease 2019 vaccine response in pregnant and lactating women: a cohort study)
※7:Considerations for COVID-19 vaccination in lactation. ABM Statement.

まぁ、こんな風に読解する人は少ないのかもしれませんけど、

私の周りの大切な人には、情報提供をしていこうと思います。

厚労省はナイスかもしないです。

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