2021年9月19日日曜日

改めて、ファイザーの有効率95%について(1)

以前にも、どこかに書いたのですが、
 これ、私、いろいろ調べておりますので、なんていうのか、知っているのが当然のような状況で、いろんな方へ何度も何度も説明しているうちに、もう、これ、
この有効率の胡散臭さ、もとい、ファイザーの設定した有効率については
少々誤解されやすいと思っていたのですが、
また、これについては、もう、一般の方々はご存知なのかと思っておりましたが、
未だに、

100人に打ったら95人はかからない、
とか

1人に打って感染する確率を95%低減してくれる
(降水確率のようなイメージで、感染しちゃう確率っていう感じ)
とか

多くの方が、大変な誤解をされているということを最近知り
愕然とするとともに、こりゃ、何度も説明しなくてはならないと痛感した次第です。
で、ファイザーの有効率っていうのはどういうことかといいますと、

      被 験 者

    発症者 / 無症状者

本薬 ( 8  / 18198 )   *100  = 0.04%(感染率)

偽薬 (162  / 18325 )  *100  = 0.9%(感染率)

この数字↑の(162-8)/ 162 *100=95%←これのことね。

本来、本薬を打っていれば、162 - 8 = 154人 は感染しなかったはず、というその数と、偽薬162で割ったものを有効率としているんです。

はい、ここで、ちょっと気になる点を指摘します。
偽薬の方は162人も感染してるじゃん!って言っても、そもそも18325人は発症していないのです。つまり、放っておいても0.9%ですよ、かかっているのは。

本薬は確かに8人しか発症してないじゃん、はい、確かに。
でもですね、ファイザーの試験では、
新潟大学名誉教授の岡田先生によれば、発症者の判定は最低一つの有症状を持って判別し、PCRをかけたというのですが、問題は、他の分母の多数の人へはPCRをかけてないということです。
確かに、厚労省の詳細ページにもそう言った記載があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_pfizer.html#001

感染率0.9%の疾患を0.04%までに下げる効果があります、と言えばまぁ、素直ですね。つまり、感染率を1/22にする効果が確認されている
と説明するのが誠意であり、科学者の役割です。

新コロは、無症状者がいるって煽っておいて、
有効率を算定する際には、怪しい人しかPCRをかけてないというある意味PCRの不確実さを推定して、有症状者に限定したのは正しいことですが、こと有効率を算定する際においては、この方法は不誠実、あるいはバイアスがかかっていると言えるでしょう。
多くの分母の中に、無症状の陽性者がいた可能性もあるわけですので。

実験者の意図が反映されやすい環境だと思われます。

被験者たちの健康状態や年齢/性別、そして、どうやってウィルスを暴露させたのか、とかは不明です。
科学者っていうのは、こういうのは、わかっているはずですので、あくまでも民間企業が、自分たちの都合のいいデータを採用したと見るのが最も妥当な視点かと思います。
特段、不思議なことではありませんし、けしからん、ということでもないと思います。
なぜなら、民間企業ですから、私たちの健康を優先してくれるだなんていうのは、お花畑の考えです。その旨も読み取れますしね。

最も問題なのは、こんな数値の算定方式を持ってして、有効率95%だって
報道するマスコミと政府と部会です。
有効率とはこうである、と定義し、確かにそういう結果が出ているから、
嘘ではない、確かに。
でもさぁ
広く国民に正しく周知しなければならないと、散々審議していたのに、実際は、
そんな説明はマスコミはほとんどしておりません。
一部週刊誌は掲載しておりますが、地方自治体のHPにも、
未だに間違った記載があることから、もしかして、みんな知らないのなら、
大した効果は無いと最初から言われていたこの事実を、かみしめてほしいものです。

政府は、どうしてもワクワクをお注射させたいのだろう思われますが、
別に、金を払って、打たないなら打たないで良いではないか?と思うのです。
せっかくお金を払うのだから、打たなきゃ損というものでもないでしょう?
どうも、奇妙な施策やあちこちの矛盾を見つけるにつれ
これ、どうにかして、ワクチン打たせたいという思想が根底にあるようでなりません。
本当、気持ち悪いです。はい。(2)へ続く

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