2009年9月29日火曜日

ケンテックス ランドマン2


なかなかの視認性。
これは、一目惚れ。衝動買い。









ミリタリーっぽいの探していたんだ。
手持ちのウェンガーはクロノグラフ(クオーツ)なので、もっと
シンプルな3針がいいなと。


ケンテックスというブランドは、ミリタリーウオッチ本に掲載されていたけど
シンプルなのはあまり載っていなかったので、webで何気にチェック。
そしたら、ジン(sinn)に似た、シンプルなヤツを発見。なかなか渋い。
(ジンが買えれば訳ないんだけどね〜)




どうやら、流通在庫のようだ。
200個限定
もう、ケンテックスのhpには記載されていない。




確か、3.5万くらい。交換ベルト(黒皮/白ステッチ&ラバー)やケース、工具など付き。


ETA2824-2というムーブメントが入っているらしい。
殆ど予備知識なしで購入!
(ムーブメントとしては、普通なのね。後でしったタイ象
ついでにETA2010年問題も知ってしまった。)




回転ベゼルのクリック数が何故か90(キリ悪し)
回転ベゼルとインデックスが微妙にずれあり、
そして夜光が弱い。
(これ惜しい。針の長さ、太さ、比率、インデックスとのバランスが
良好なだけに。根本化学じゃないな、これ。)
そして、日差+20秒!(一応仕様の範囲か)
微妙!


この微妙な感じが、すなわち価格なのだ。(と言えばそれまでか)
でも、シチズンとかセイコーとかオリエントだったら
この価格だともうちょっといい具合に仕上がっていると思うんだけどね〜
こういうデザインの時計が無いのよね。




しか〜し、驚いた事が
なんとシリアル番号がこれ↓

ま、単なる番号ですが、一応「001」とな。

何かの間違いか?ショップに問い合わせたら、確かに間違いありませんと。
事情はわからないが、最後(最初)の一つだったみたいで、タイ象が購入した直後に
soldoutになってました。ラスト1個だったのね。
ついてたね、俺。

一昨年の12月31日の深夜、かみさんと息子が実家に帰っていたときに
ラジオの深夜放送を聞きながら・・・・ポチっとね。

俺、一人でいる時は、テレビ見てないな〜
いつもラジオだな。



ところで
精度を保証した時計もあるようだけど、何十万円もします。
何十万円とクオーツの1万円(いや、もしかしたら数百円からあるかな)が同じくらいの精度なんだから、
時計という本来の「時刻を知らせる」という目的達成度からすると、何ともいえないものがありますね。

しかぁし、しかしですよ、実際の何十万とか何百万の時計ってのは、
これは、独特の魅力を出していますよ。ええ。

いや、宝石のようなものも確かにありますが、俺の言っているのは、そういうタイプではなく、機械として、工業(芸)製品として、職人技として、確かに魅力的なもの、今風で言うならば、「オーラ」を出しているのです、間違いなくそれは。


こいつには、そういったオーラはありませんが、しかし、

このはじめての機械式を手に入れて、改めて思ったのは、

そういえば、子供の頃、親父が、セイコーの時計を振っている姿を見たなぁと。

で、整備に出したくても もう、田舎で整備してくれる時計屋が無くて、困ってったっけ。

それで、シチズンのクォーツ買ったんだったな。確か、俺が小4くらいだったと思う。

すごい高かったみたいで、親父はとても大事にしていた。

あの風景だ。

あの風景を俺は今、再現している訳。

ああ、なんだかんだ言って父親の影響を受けているんだねぇ。


この初めての機械式によって、時計への見方が変わりました。


いままでは、ラフというか、雑というか、まぁ、あまり気にせずガシガシと使っていたのですが、あの小さなボディの中には、複雑な機構が詰まっているということを知り、それが例え、クォーツ式の時計だとしても、なんか、奇跡的なことだなぁなどど思うようになり、少々変わりましたかね〜。


ちなみに超普段使いのアルバは一度家の中で行方不明になり、数々のアクシデントに見舞われ

現在に至ります。made in japan の 20気圧防水。どうでもいいやってときに

この時計が一番活躍してる。



多分91年か92年に購入

ほんと今までは荒い使い方してました。すんませんでした。時計様(笑)

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