2012年9月15日土曜日

スクエアなセイコーファイブ SNXK95J1


以下iPhoneにて撮影

シチズンのデジアナと並べて。レトロ処理。ショーワモデルと呼びたいものです。


下の写真は、
上から、
カシオのデータバンク
シチズンのデジアナ
ファイブのスクエアの順

厚みは約13mm

これ、Mr.Shop時計屋さんで、ず~っと売り切れ状態でしたが、
ひっそりと「入荷予定」の表記に変わり、しっかりと「入荷」。

驚いたのは、それをチェケラしてたのは、吾輩くらいかと思ったら
なんと、既に先客が3名もいらっしゃって焦る。

今回はまだ在庫あるみたいですけど、
気になった方は、速攻でゲットした方がいいですよ。
これ、貴重なファイブです。SNXK95J1(made in japan model)

さて、この貴重なスクエアケースのファイブを
世に知らしめる為にもインプレしなきゃね。

ベルト調整ですが、いつもは、わりと、簡単に出来るんです。
で、今回も、まぁ、同じ要領とは思っていましたけど・・・・・
これ、板を引き抜くんだろうなと思っていたけど
予想以上にてこずりました。

なかなか引き抜けない。(押し出せない)
丸ポチをグイって押し出せる余裕が無いのです。
もう一つキリカキがあって、それを押し出すようにしても
なかなか出てこない。
工具を一本、曲げてしまいました(汗)(所詮素人ですな)
結局
丸ポチがキツイ、そして
恐らく押し出し用の切り欠きがイマイチなことから、
極薄のマイナスドライバーをトントンと隙間(出口)から突っ込んで
丸ポチをカシメている部分をちょっと広げるようにしたら
簡単に引き抜けました。(当たり前)
これは、ちょっと分りにくいというか構造上、やりにくいです。
他のファイブの安ベルトはもっと簡単に取れます。
(写真の右が、スクエアのベルト。板を引き抜くのに苦労しました)

今回は、
二コマ外してちょうど良いサイズでした。

このベルト、デザインが良いです。
この時計には、このベルトしか合わないような気さえします。
ベルトとケースのデザインが統一されていて、
ショーワな電波がビシバシ出てます。
ケースは横長タイプで、意外に違和感はありません。
横34mmくらいです。(対角で約37mm)

文字盤はシルバーヘアライン(縦)で、艶消し具合が良いです。
針は黒縁どりの夜光で、なかなかの視認性。
但し、分のインデックスはありませんので、
そこは雰囲気ですね。(そこが良いのだ)
あと、インデックス側には夜光はありませんので、基本的に、夜は厳しいかと思います。


ガラスはフラットですが、真四角ではなく、横面が、微妙にカット&R処理されています。
これは、単なる丸ガラスよりも高いですよ。多分。
ボックスのサファイアなんかよりは、はるかに安いでしょうけど。

最近、重い時計ばかりしていたので、
これを付けたときは、軽いと思いました。まるで、チタンか(笑)
実測79gでした。
ブラックボーイが184gありました。これ。
横から見ると分りますが、
厚みが結構あります。
いや、機械式としては、
セイコーファイブとしては、至ってノーマルですが、
このスクエアなデザインからすると、ちょっと
意表を突かれるというか、丸いガラスバックを見ると
へぇ~って感じですね。
ガラスを使わなければ、もっと薄く出来たろうに・・・・。
と、まぁ、このスクエアなファイブSNXK95J1は異彩を放っておりますが、
当時(ショーワ)であれば、普通だよね。
しかも、クオーツを搭載したモデルがどんどん出てきてた当時、
よく、このデザインを見ました。

僕が、このデザインにビビビってくるのは
やっぱ、その当時への懐古趣味のせいかな~と思います。
懐古趣味ってのは、いわば、癒しですからね。癒し。
「ケッ、昔を懐かしむなんて、まっぴら御免だぜぃ」
という御仁もいらっしゃると思いますが、
昔があるから今がある、良い事も悪い事も
懐かしい写真から、笑顔を貰うように、昔のデザインから
何か得るものがあると思うのは吾輩だけでしょうか。



バックルの刻印がちょい、変わってて
普通は、刻印は、削ってあるというか、まさに刻印って感じですけど
(つまり、文字部分が凹んでいるのが常)
このスクエアなヤツのバックルの「seiko」の文字は浮き出てます。
写真が下手で申し訳無いんですけど、これ、どうやっているのかな。
このタイプの処理は初めてみました。

ということで、しょぼい、写真ですが、記載してみました。

2012-09-22 写真追加
50mm f1.4 smc-mレンズで撮影。

確かに、Mr.Shop時計屋さんが言うように、超Coooolll!!!

SNXK95J1スクエアなセイコーファイブです。(一応、made in japan の表記あり)
なんとも言えない真面目さみたいなものを感じます。
文字盤の微妙なヘアラインの様子を撮りたくて。
バックルはしょぼいタイプなんですけど、「seiko」の文字が浮き出てます。



このデザインはモロ昭和なデザイン。これホントいい。渋いぜ!

4 件のコメント:

  1. 毎度お世話になっております。
    で、そうなんですよね。
    このブレスの中の板バネはちょっと変わった構造(イレギュラーな奴)で
    通常は丸ポチの直ぐ下に工具を入れる穴(切欠き)があるんですが、
    これは板バネの下の方にあり、しかも細い為に、専用工具でやっても
    時々滑られますね...(汗)

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  2. 藤本様
    こんにちは!
    こちらこそ、いつもお世話になります。
    そうそう、この板バネ、ちょっと変わっているな〜と思い、
    最初外れなくて、後で、藤本さんにお伺いしようかな?と思ったくらいでした。
    ルーペで見て、やっぱりやり方はあっていると確認、
    そう、丸ポチの反対側に切りカキあるんですよね〜。
    何回か滑らせてしまい、結局、マイナスドライバーで
    丸ポチをカシメている部分を広げるという荒技で対応(笑)
    また一つ、経験しました(笑)

    さて、お次は、何にしようかな?
    とりあえず、押さえたいのは、
    アトラスシリーズとフランケンシリーズ
    どっちを先にするか迷い中です(笑)

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  3. オレンジ色のニクイ匿名2013年11月11日 0:26

    Mr.Shop時計屋さんHP、しょっちゅう拝見させていただいており、角ファイブ、気になってました。みっつ並べた厚み画像や、裏側もこうなっているのは意外や意外!勝手なイメージで角プレート、スナップ止めとばかり思ってました。テレビスクリーンのタイプも古臭くて悩みます。ただ、スーツを着る様なまともな社会人ではないので自分には豚に真珠?モンスター延長ブレスに続き、愉しい記事をありがとうございます。

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  4. オレンジ色のニクイ匿名さま
    こんばんは〜^^
    見て頂き、ありがとうございます。
    Mrショップさんのテレビスクリーンのタイプも、あれ、すっごい
    渋いですよね〜
    もう、普通には手に入らないと思うと、
    思わず逝ってしまいそうになる自分が怖いです(笑)

    僕も、普段はスーツはあまり着ませんけど、
    気にせず付けてますよ〜
    気分で変えられる、っていうの、庶民の味方ですね。セイコーファイ部は。
    これからもよろしくお願いします(笑)

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