2018年1月30日火曜日

非防水って言われてもね

非防水の時計って

シチズンから連絡があった。

プロマスタータフとスカイのOHについて
分解・清掃は可能だが、非防水としてのお返しとなります、
それにご了承いただける場合は、分解・清掃を実施させていただきます、とのこと。
分解・清掃後は非防水の時計としてお使い下さいとのこと。

ひ、非防水?
え?プロマスターが非防水?

非防水の時計とはどんなものをイメージするでしょうか?
僕の知識上の非防水時計とは、汗や蒸れもアウト、もちろん、急な雨にも濡れてはいけません。
手洗いなどもアウトです。
なんていうかスーパードレッシーな状態での使用に限定されるものが非防水の時計で、
そんなスーパードレッシーな時計なんてイメージ沸かないけど
あえて言うなら、50年前のセイコーのビンテージウォッチは
パチンのはめ込み式なので、汗とか入らないように気をつけてね、っていう
これなら、非防水のイメージわかるかな。

(または、僕が自分で分解した場合は、まぁ実質的には非防水っぽくなるのか。)

とにかく、非防水ってのは、もう、庶民の日常生活を補完する道具としては、
正直、どうなの?っていうカテゴリな訳。
これって、Oリングとかパッキンは部品が無いから
もう無理っていう答えなのか?

確かに、スーパータフのほうは、もう古いし、
防水確保は難しいと言われてもやむを得ないかと思っていたのだ。
でもな、昨日まで仮の20気圧防水だった時計が、
今日から非防水ですよ、と烙印をおされるのって、
わざわざメーカーに返す意味無くない?って思った次第。

というか、メーカとしては、そう言わざるを得ないというところか。


スカイの方は、チタン筐体で、後継モデルも出てたようだから、
パッキンとかも入手できると思うけど、どうなの?って

まぁ、メーカーだからね、正規の部品供給が終わってしまった今、
正規の検査を出来ないということは、多分大丈夫かもしれないけど、
言えることは、非防水ということしか言えないのだろう。

大変だな。メーカーも。
そりゃそうかもしれない、万が一、浸水したりした場合は、メーカの責任になってしまうから、
非防水と言わざるをえないだろう。
つまり、7年以上経過した時計は、メーカーに返しても、
非防水時計として余生を歩むしかないということだ。

プロマスターのダイバーもあるけど、
これもメーカーに返すと、非防水の時計として返却される可能性が高いってことか。

パッキンとかって、共通化できていると思っているけど、
もしかしたら、モデルごとに変えているのかもしれないな。
下手すりゃ、同じサイズのものでも、品番が違うこともあるかもしれない。
ほんと、内情の話は分からないけど、純正対応部品が廃番になった場合、
互換品があっても、メーカは、そんな互換品でメンテナンスを実施しない訳で。

時計二個の分解・清掃・パッキン交換・その他で
26000円くらい
非防水時計にこの価格を投資するのって、正直悩むよね。っていうか
あり得ないかな。
特段、故障している訳ではない時計を

メーカにメンテナンスに出すなんて、そんなバカな奴はいないという訳ですな。
7年以上経過した時計は、ゴミ箱に捨てろよ、って言われた訳ではないけれど、
俺の中では、同じ意味だ。

今回ね、メーカから見積もりが出た時に、
きっと、技術者の方、時計を少なからず、分解して、中とかを確認していると思われ、
作業賃を貰わないと、成り立たないと思うんだよね。
で、見積り料金と手数料はおいくらですか?と聞いたら
それは戴いておりません、とのこと。
ああ、なんて、良心的なんだろう、これには参った。
そりゃ、もうからない商売だな~と。

なら、メンテナンスを実施しようと思う。
非防水の時計に投資だ!(笑)

自己責任だよ、俺が大量に汗かいて浸水しても、しょうがないの。
その時点で捨てるわ。ありがとうシチズン、
もう、シチズンのプロマスターを買うことはないだろう。
僕は、腕時計は、道具ではあるけれど、家電だとは思っていないので。

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