2010年4月18日日曜日

ってことは、収差って味ってことになるのかな。

(間違いがあったら、ご指摘下さい。殆ど間違いだったりして。)

色収差は2収差あるんだけど、2収差の違いがよくわからないな~
小生の脳みそでは整理できていません。
wikiとか見れば、わかるのかな。

まず、
光って、異なる物質に突入すると曲がるんですね。屈折なんて言いますね。
さらに、曲がる角度が、波長(色)によって異なるんです。
(反射ってのもありますが・・・・望遠鏡とかね)



端的な例は、
虹。
空気中の水分(水滴)に光が突入して、屈折して、
しかも、波長(色)ごとに、出てくる角度が違うのです。
これって、プリズムから出射させる光と同じですね。色によって、出てくる角度が異なるので
いろんな色が分離されて見えるのです。(なぜ7色か?っていうのは、また今度です)


なんか、高校の時に習ったらしいんですが、小生の脳みそには、
このライブラリはありませんでした^^;(多分、風邪で休んでいたんだと思います^^)


これ、ちょっと、収差と色収差がごっちゃになりそうだな~書いてて。

ガラスとかに、光が垂直に突入するとどうでしょうか?
多分、なにも起こらない(っていうか、確認できないと思います)
平たいガラスだと分からないんですよね。
傾けても、屈折はするけど、色収差は見えないと思う。
だって、家の中から外を見ても、景色は変わらないですよね?
じゃ、どういうときに色収差を感じることができるかというと、
それは、ずばり、レンズです。
しかも
ギョロなレンズだと顕著に見えます。要は、屈折の角度(屈折率)が大きいやつ。
あ~やっとレンズが出てきた^^
レンズっていうのは、焦点(結像する点)らしきものがあるんですが、
この焦点距離が短ければ(ギョロ)、波長(色)によって角度が異なる現象を目で見る事ができます。ギョロ的なレンズで太陽の光を集めて紙に照らすと周辺で、着色した輪郭が見えると思います。この色の滲みが色収差です。
(いや、もしかしたら、太陽からの光を一旦集光して、その光を再び、ギョロ的レンズで集光しないと見えないかな?これ、後日、実験してみます。色収差の実演(笑))


あ~絵を入れないと分かんないですよね?
しかも、ギョロ的なレンズなんて、普通、家にないわな。

で、レンズの材質によって、その
各色(波長)による屈折の角度は異なります。
色によって起こる、そのズレが小さいものが、
いわゆる、ホタル石とか、低分散屈折ガラスとかいうやつで、高いのね。値段が。
波長分散は低いけど、価格がめちゃ高いのです。

光がレンズを通過しただけで、波長(色)によって、結像の点がずれるということは、
一枚のレンズだけでは、色の滲みがでることになります。っていうか、色の滲みよりも、結像自体の悪さの方が目立つと思いますがね。(この場合、あ、またザイデル横道に行きそう^^)

そこで、結像を良くする為に、わざと、波長による屈折率の違いを利用して、フィルム面で
結像が良くなるように、
異なる屈折率の材質と曲率(レンズのr)を複数組み合わせて、カメラのレンズとしている訳です。(但し、全ての色で完全に収差を補正するというのは、困難)

昔は、我々素人が色収差なんていうこと、気にすることありませんでしたし、
そういうの、味っていうことで、全然okだったんですけどね。っていうか、色収差なんて見たこと無かったよ。リバーサルをルーペで見ても解んないし、スライドでみたらもっと解んないし、普通のL判くらいじゅ解らない。

今では小生のカメラにも色収差補正とか、ディストーション補正(5収差のうちの1つ・・・樽型の補正かな?)なんか、付いていて、
簡単にクリックで拡大とか出来るもんだから、
素人が見ても「何だこれは?」ってなって、
ネットとかで、調べて、
色収差だ!
それは、けしからん、とか
性能が悪いとか、クレームつけたりね、だからソフトで補正しちゃおうと^^

いえいえ、写真ってのは、全体を雰囲気で見るもんだと小生は思っているのでね。
まったく、色収差がどうの、なんてナンセンス。もちろんoffにしてますよ。
樽型とかも、魚眼レンズのごとし、レンズを通しているのだから、
まさにカメラで撮っている証^^。いい味じゃん!ね〜?

でも、歪んでるじゃんっていう人、多いんだろうな。


実はK−7で試したんですが、撮り終わってからプレビューにかかる時間が遅くなった割に
大して効果も感じられなかったので、はい、終了^^

これが、宇宙の観測とか、顕微鏡下における細胞の変異の観察とか画像における精度が必要な世界では重要なんですがね。
ま。これは特殊事例ってことで。

あれ、どこまで話たっけな?
この話、続けれられるのか?俺。
もっと簡単に説明するつもりだったんだけどな。
あとから、写真とか入れるかな^^

それと、もう一点、覚え書き、
収差をゼロにすることが可能かどうか?
多分、不可能だと思います。収差ゼロを測定する機器が存在しないと思う。多分。
ゼロ近くにする計算は可能だけど、レンズの製造精度の限界があると思う。
あ、だんだん横道それたぞ。
この話の続きはまた今度(だいぶ、昭和なオヤジの思い入れが入ったので、おかしな話になってしまった。続けられたら続けます。もし、間違いなどありましたら、お手数ですが、ご指摘をお願いいたします。)


ちょちょこヒマを見つけて
ケータイで書き足しているので、
文面、文脈がおかしくなりますが、ご勘弁下さい^^

2 件のコメント:

  1. なるほど~。
    収差の意味がよくわかんなくて、目を逸らしてたけど、
    すごく良くわかりましたよ^^
    勉強になります。

    確かに、完全に収差をなくして見た目まんまの写真を撮る必要性って、低いかもしれませんね。
    私も「味」に賛成です^^

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  2. おうざんさん
    こんにちは~
    しょーもない話にお付き合い下さりありがとうございます。

    K-7に色収差補正なんて、なまじっか付いているもんだから
    真面目に書いちゃいましたよ^^
    で、書いているうちに迷走しちゃう(所詮素人ですからね~^^)

    ちょと、絵を描いたので、後日第二段をアップしたいと思います。

    ちょうど、新入社員と、目に映るものについて
    談義をしていたので、この話は約に立ちました^^

    あ、また、横道それた^^
    失礼いたしました。

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