【前編】◇会社で何が起きていたのか?MTG編
会社って、ミーティング(以下MTG)ひとつ見れば“組織の健康状態”がだいたい分かる。と思っている。
本来なら、情報共有して、認識を合わせて・・・と、みんなで前に進むための時間。
当たり前ね。
でも、僕が先日まで在籍した会社で実際に体験した「MTGがダメになる瞬間」のことを、
少しリアルに書いてみようと思う。
1. とりあえず集まるMTG
何かあれば「じゃ、ちょっと集まってミーティングしましょう」。情報共有して、認識合わせして、ホワイトボードを前に話し合う…。
でも最初は、誰もホワイトボードを使わない。
誰も議事をリードしない。ん?
不具合が出ても「自分たちの課題だ」とは思っているのに、
“最初の一歩を踏み出す人”は?とそんな風に見えた。
2. 仕方なく、素人の僕がMCになる
そこで、テーマに関しては素人の僕がホワイトボードに書き出し、MCのように進行し始めた。
本来は“ファシリテーター”という役割なんだけど。
2回目からは、メンバーも自然に立ち振る舞いができるようになっている。
どうやら昔は普通にMTGしていたらしい。
「なんだ、本当はできるじゃん」と思ったけど、じゃあなぜやらなくなったのか。
3. 不具合の本質はどこにあったのか
今回の不具合の根っこは、無計画に生産開始を優先し、後追いで品質計画を取り繕う稚拙さにあった。
「まずはやってみる」「とにかく動き出す」この姿勢自体は悪くない。むしろ大事。
でも当然、不具合対策は後手後手になる。わかりきっている。
ある意味想定内といえる。
それに対処する準備が出来ていない(時間がない)、起きてから考える、そんな気持ちがメンバーの中にあったのかもしれない。
それに対処する準備が出来ていない(時間がない)、起きてから考える、そんな気持ちがメンバーの中にあったのかもしれない。
不具合件数が増えると
その対応MTGも増えるし、さらにトラブルも次々起きたりして。
でもそれは“動き出しを優先したこと”とのトレードオフ。
だから経営層はここでぐっと堪えて、「お前ら、よろしく頼む!」でいいはずなんだ。
その対応MTGも増えるし、さらにトラブルも次々起きたりして。
でもそれは“動き出しを優先したこと”とのトレードオフ。
だから経営層はここでぐっと堪えて、「お前ら、よろしく頼む!」でいいはずなんだ。
走り出してから仕組みを整えるぞ、っていう認識を全員が持つ必要があるんだけど
それ、わかってる?ってな感じ。
「不具合垂れ流してんじゃねーよ!!」
僕は驚愕した。起きている“事象”に感情をぶつけているだけで、
なぜ起きたのか、どう防ぐのかに向いていない。
本来なら、
4. ところが現実は…「不具合垂れ流してんじゃねーよ!」
そんなさなか、経営者の口から出たのは、「不具合垂れ流してんじゃねーよ!!」
僕は驚愕した。起きている“事象”に感情をぶつけているだけで、
なぜ起きたのか、どう防ぐのかに向いていない。
本来なら、
• メンバーに考えさせる
• 必要な支援(投資)は即決する
• 「なんとか乗り切ろう、よろしく頼む」と頭を下げる
• 俺はこう思うが、君たちはどう思う?
これが上位者の姿勢だと思うんだけど、そうじゃない。
5. 社長の否定で空気が凍る
トラブルが多発し、毎日のようにMTGしていたある日。社長がホワイトボードを見て、
• 「これじゃわかりにくい」
• 「この書き方はダメだ」
• 「これは何だ?意味わからない」
と否定のオンパレード。
さらに、
• 「なんでたいぞうさんが立ってるんだ?座ってればいいんだよ」
という謎の指摘。
極めつけは、カメラ越しに見ていた社長の一言。
「笑ってんじゃねぇーよ!!」
もちろん、不具合を笑ったわけじゃない。
コミュニケーションの中で自然に出た笑いなのに。
このあと、メンバー間で余計なことは言えないね、笑ったらまた叱られる、と
ボヤキが始まったのはいうまでもない。
経営者としての、心情は理解するけど行動(口の出し方)としては共感できないなぁって。
(後編につづく)
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