2009年10月9日金曜日

危険なヨドバシ

今日は 飲み会だった。

飲み会の帰りに駅前の
ヨドバシカメラに寄る。

なかなか良いね〜ってのがある。
ライカだ。
でも入荷未定で価格も未記載
金があれば予約しちゃうけどね〜(笑)


デジイチはずいぶん安くなってる。

デジイチはかさ張るしレンズだなんだとなると
ヤバい雰囲気もりもりするんだよね〜
俺の性格からしてヤバいもの。


オリンパスペンとパナソニックGF1のマイクロフォーサーズは良いのだけれど、
ハンケーキレンズは35ミリ換算で40ミリか〜

イマイチだな
俺の被写体や撮り方は広角欲しい感じ。

35ミリよりもっと引きたい記憶のみ残る。昔撮った(とった)なんとかというやつ

いやあ
ポートレートとか被写体によってはありなんですよ。
デザインも最高
でも
俺的には無し

そして
何より高い!
いや
ものとしては適性価格なんだが
昨今のデジイチが安すぎるために
相対的には高く感じる。
9万某の価格
ならデジイチに逝きなさいとなるのかな。
でも普段デジイチ持ってく(持ち歩く)ってシンドイなあと。


じゃどうすんだ?
やっぱりリコーかシグマかパナソニックのLX3
いや総合力からしたらLX3しかないとも言える。

4.5万だ。

ポイントがこの前貯まったネットブックの分4000円はあるはず

フムフムフム


フムフムフム

手にとっていじくります。
そしたら
「蛍の光」が流れて来ました〜(笑)

これは
もう帰りなさいということだ
ハイハイ帰りますよ〜

明日は息子の幼稚園最後の運動会
カミさんのイグジ使うかな〜

ビデオとイグジの二台持ちか〜

イクシーじゃなくて
何故か仲間うちでは
イグジ
って呼んでるのだ

2009年10月8日木曜日

写真の神様


最近写真について、いろいろ思うこと、感じることがあって
ちょっと書こうかなと。

おじさんは言う、昔のアナログカメラは大変だったんだ。

確かにね。


でも、今はデジタルっていうツール、
そう、ツールがあるじゃん。

アナログにはアナログのよさがある。
たとえば、一発勝負的な。
とる人のそういう心意気ってのが、写真に出る場合。
多くのプロや、ハイアマチュアの人たちは、そういった息吹を
見事に表現する。

被写体を忠実に再現し、見る人の感性に任せるという手もあろう
いずれにせよ、見る人に感動を与えるという
すごい作業。
これ自体はアナログ・デジタルは関係ないと思う。


昔は、写真を撮っても、公開する場はカメラ雑誌程度。
それだって、選考から漏れたら、載らないし。
(実際掲載された人って、知り合いに一人いた程度。それも、すごいちっさく)
となると、素人カメラ男女たちは、家族や仲間うちに発表するのが、関の山。

ところが、
今は、こういう手があちこちにある。


いろんな人が、自分が撮った写真を発表する場。
その写真を見て、感動し、自分も感化されて、
また、写真を撮り、その写真がもしかしたら、
また、他の人の感動を生む。

すごいな、これ。
これぞ、デジタルの真っ当な進化というか、使い方じゃなかろうか。
アナログ時代には、存在しなかった形態だ。
ま、ちゃんと、広告媒体としても、うまく出来ているけどね。
価格コムとの連携具合とか。
 
よく出来たシステムだと思う。
こういうシステムを構築した人は偉い!

アナログにしろデジタルにしろ、人が関わって、人が感動するってことについては
変わらないと思うし、デジタル化によって、門戸が広がったんだから、
そこんとこは、喜んでいいと思う。

いままでは、こんなに真面目に考えたこと無かったけどね。
もう、アナログ一眼レフだって、家のどこにあるのかわからないくらい
触っていなかったんだから、今更カメラだなんて、カミサンにも怖くて言えないなぁ。

こういう悩み(しょぼい悩みだなぁ)があること自体に感謝せよと
写真の神様が言っているに違いない(笑)

2009年10月7日水曜日

大曲出張3

秋田には、初めて上陸です。(多分)
大曲駅はスイッチバック的に入線。
いつもの東北新幹線に乗っている勢いでいると
自分がいつの間にか向きが変わっているのがわからない。
確かに、盛岡あたりで、左に見えていた山が
急旋回よろしく、どんどん右側に流れていったあたりから、景色も変わっていったもの。

大曲の駅には昼ごろ到着し、さぁ、昼飯を食おうということになる。
同行のB先輩は、事前にリサーチ済みで、
とんかつ屋があるとな。
B先輩、リサーチとか、準備周到です。
(っていうか、前回B先輩が来たときに、食べるとこ見つけられずに苦労したらしい)


で、そのとんかつ屋が、これ。
その名もとんかつ専門店 「ボストン」。

「もやっ」てます。モーレツに「もやっ」てます。
もやもやさまぁ~ず2を見ている人は食いつくでしょう(笑)

700円のトンカツ定食は・・・・・・。

昼時だというのに、ボストンに来るまでにすれ違った人は無く、
ボストンには、先客が一人、カウンターでタバコを吸っていました。
何かを食べている訳ではなく、単なる知り合いが来ているという体。

客は、俺達二人のみ。

テーブルには、べたべたのマヨネーズのチューブが無造作に置いてあります。
小さめのトンカツ(ロース)と少な目のキャベツとご飯、なぜか、透明の涼しげなガラスの器に
あつあつのマーボー豆腐が付け合せにきました(笑)
それと、みそ汁とお漬け物。


割り箸が入っている袋には、
「とんかつ専門店ボストン ごはん、キャベツ、おかわり無料」
と記載されていました。

あの客足で商売やっていけるだろうか?
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ボストンを出て駅前のタクシーに乗り、仕事先へ向かいます。片道4000円くらい。
レンタカー借りたほうが安かったかな。


それにしても人に出会わない。
地方の駅前ってのは、どこもこんなもんだよね。
タイ象の実家の駅前もそうだわ。きっと。
だいたい、地方の人は、電車に乗らないもの。

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ホテルは、出来てまだ、間もないルートイン。
新しいホテルはいいね~。

さて、夜飯はどうするか?
人がいない割りに、居酒屋数件と、スナックが入っているビルがある。

これもBさん、リサーチ済み。

「三平」に向かう。

ここお勧めです。(って、なかなか大曲に行く人いないかな~)
多分、チェーン店では無いです。
ちょっと創作料理的なのもあります。地のものを使っていたりして、なかなか良かったです。
オニオンサラダの器が、餃子の皮を揚げたようなので出来ていて、バリバリと食えます。
他には、串焼き系(とんとろ串お勧め)、刺身系も当然あり。日本酒は、秋田のやつ、タイ象は弱いので、なめる程度ですが、ローカルな感じでちょっとこじゃれた感じで、いつも出張のときは、チェーン店しか行かないので、こういう「当たり」のお店に出会うと嬉しいです。

月曜日の夜だというのに、そこそこ混んでいます。

さて、店を出て、ホテル帰る前にコンビニに寄っていこうと、駅前にあったコンビニに目をやると、もう閉まっているではありませんか!
まだ、時間は20時45分。
おお、大曲の夜は早いのです。
(翌日、店の前で確認したら、営業時間6:45~20:30となっていました)

大曲は、花火が有名ですね。って、タイ象はうっすらとしか、聞いたこと無かったんですが。
よって、その時期はすごいことになるらしいのですが、
今はまったくのシーズンオフなので、人は殆どいません。(駅前には。地元の人は、もっと郊外に集うところがあるのかな~)

山々の紅葉は、あとちょっとって、感じで、写真を撮るような状況ではなかったですね~。
なんかおもろい被写体ないかなぁ~って、思っていたら、

帰りの大曲駅で、

ラッセル発見!

タイ象は鉄っちゃんでは無いが、テッチャンの気持ちはわかる。

よって、激写!


もう冬支度か?いや、まだ早いでしょ、とにかく、連結作業とかやんないかなぁ~って見ていたけど何の気配も無し。奥の方にちょっと変わったやつがあったので激写(笑)

タービン状のファン(シロッコ?)で雪を横に跳ね上げるやつだな。
先端部分の形状が変わっているが、理由は知らない。(テッちゃんに任す)

先端と車両の間、多分ここで雪を飛ばすんだな。

しっかし、色がカラフルだね〜
北海道は道路公団の色(黄色)だったと思うけどなぁ、昔の話だけどね。



さて、帰ろう。
大宮まで3時間、そこから、2時間、
田舎に住んでると、時間がかかるのねぇ~。

大宮駅で、寄り道しちゃうんだろうなぁ。

2009年10月6日火曜日

目に映るものって?

人間の目ってのは、いったい、どういう色に感度があるのでしょうか?


波長帯域でいうと「約380~780nm程度」
その感度のピーク(最大値)は「550nm近傍」

答えが、意外にあいまいなのは、個人差があるからです。

550nmってのはどんな色か?

いわゆる、緑色。それも
森の中に太陽が差し込みキラキラと葉が光り輝くような色を切り出してきたような
そんな色が
550nm(ナノメートル)。

光の単位にはいろいろあるのですが、
光の性質の一つである、波長を表現する際に
nm(ナノメートル)とか、μm(ミクロン(メートル))とか言います。

もっとも、色を表す表記としては、色度(しきど)座標なるものがあり、
通常、物体の色を表現するときは、これを用いる場合が多いです。
ちなみに色度座標を計算するのに用いる波長帯域は先の380~780nmが必須。

さて、タイ象は、色度についてはよく知らないので、言及しませんが、
波長550nmに関して、

色ってのは、
人によって、色の見え方は違うけど、
これを波長550nmという数値にすれば、それは、不変なのでした。
(他にも輝度・照度ってのもあるんですが、省略)

あなたの550nmと私の550nmは同じです
と断言できる、共通の尺度です。(色度もそうです)


で、人間の目の感度は、緑、新緑の緑色にもっとも感度が高いというのは、
太古の昔、人間は、森の中で暮らしていたからだとか、諸説あります。

まぁ、ここまでは、よくある話です。

じゃ、日本人と外人(青い目の人)とでは、見え方は違うのか?
これ、どうやら違うようです。
(この部分は、文献をあたった訳ではなく、タイ象の師匠から聞いたことなので
不確かですが)
これには、もともと、原始人だった時代から、
いや、そもそも、人種(DNA)が違うからなんだけど
生活している場所の湿度や温度・気候によって、水や土、空気、植物や、海や空や
ようするに全てのものは、違う訳なので、
見え方が違うらしいのです。
当然水晶体の透過率(波長分布も違うらしい)
ということは、カメラメーカーは、もしかして、
デジカメの信号処理エンジンは、国内向けと海外向けで違うのか?
そこまでは、聞いたことがないのでわかりませんが・・・・・。

しかし、目と脳の信号処理に関してはまだまだ、わからないことが多くあるらしいし、
網膜は感度良いですし、もっというと幻覚とかも見ちゃう訳だしね。
とっても深い脳科学の世界に逝っちゃう感じです。


ところで、目の感度には個人差があるといいましたが、
では、もし、ずば抜けて、紫外域や近赤外域で目の感度があったら、どう見えるのでしょうか?

残念ながら、タイ象はまだ、そういう人に出会ったことはありませんので、
知りませんが、CCDカメラなんかは、実際には人間の目には見えない波長の感度があるんです。
その波長の画像を表示するときは、白黒諧調で表示します。
っていうか、波長という単位を用いた時点で、着色することに意味を持たなくなるんです。
暗視カメラの映像がそうですよね。あれは、全部白黒です。
サーモグラフィの画像もそうです。あれは、CCDではないのですが、
原理は同じです。そして、感覚的にしっくりくるように着色して表示しているだけなのです。


さて、話が逸れました。
目の感度波長帯域は網膜と水晶体の透過率との組み合わせで、
380~780nm程度とかきましたが、
タイ象の知る事件(事故)で、衝撃的なことがありました。

それは、昔、東海村で、発生した臨界事故です。
確か、記憶ではウラン溶液をバケツで、移し変えるという恐ろしいことをやっていた?
例の事故。
事故に遭われた方のコメントで、「青白い光を見た」というのがありました。

これは、普通ではなかなか見る(目視)することが出来ないものだったはずです。
大量の放射線とともに発せられた光は、臨界時に起こる発光で
おそらく、網膜には、目に見える波長のほかに、色んな放射線が網膜に突入し
いや、網膜よりも細かいから、ほとんどは突き抜けていると思うのですが、
恐らく、電気信号として脳で処理されているんだと思うのです。
それが、青白く見えたんじゃいかとタイ象は思うのです。

被害に遭われた方々はすでにお亡くなりに(一名はご存命か?)なりましたが、当時(いや今も)は
日本で、このような強烈な被爆をされた患者さんをみる医療がまったく
経験が無かったので、これは、大変なことになったぞ!などと
素人ながら思ったタイ象でした。

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(事故が起きた この日、タイ象は東海村の某所に行く予定を急遽キャンセルして
代わりの者に行ってもらっていたのでした。
彼は、あの事故を起こした会社のすぐ近くのレストンランで遅い食事をしていたそうです。
帰りも、普通に車で帰ってきて、家に着いてから大騒ぎになっていたそうです。
規制をかけるのも通報するのも遅れに遅れた事故でした。誰もが初めての事態で
対応が困難だったとは思いますが。

その頃タイ象は新幹線車内の字幕テロップで事故を知りました。
「東海村で臨界事故発生、数名が被爆・・・・」
臨界事故?
核分裂が、何で起きてるんだ?チェルノブイリか?何だ?
クエスチョンが並びます。
彼は大丈夫なのか?

結局タイ象の代わりに行って、現場近くにいた彼は、後日被爆検査を実施し、異常ないことを確認しましたが、本来は、被爆前と被爆後の比較検査をしなければ、正確な放射線量はかれないと思うんですが、結果として被爆後しか計れないんだからしょうがないようでした。
白血球の現象、皮膚や爪の変形、所見なしでとりあえずOKというものでした。

タイ象がキャンセルしたのは、タイ象のせいではなく、いろんな状況の組み合わせで
タイ象と彼は入れ替わったのでした。
よく考えると、こういうのを運命とでもいうのでしょうね。
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この青白い光はチェレンコフ光というやつか?と思っていたのですが、
今、Wikiを見たら、そうでも無さそうですね。
難しいことが書いてありますが、それによると、タイ象の上の思いは
どうやら、誤りであるようです。だからといって、完全に否定するものでも無さそうです。
宇宙飛行士の件など。


それにしても、便利な世の中です。
昔はwikiなんて無かったもの。
いろんなソースがあることによって、噛む力が鍛えられます(笑)

もし、ちょっと違う目の感度があったら、
「あなたの知らない世界」が見えるのかもしれませんね。タイ象は遠慮しておきますが。

そうだ、岡本太郎とかピカソとかも、
もしかしたら、違う目の持ち主だったのでは?と思う芸術の秋でした。

2009年10月5日月曜日

大曲出張2

何もやること無くなった

あと1時間だ

大曲出張1

秋である
秋ではあるが
まだ山々は紅葉していないようだ
少なくとも新幹線から見える景色は紅葉はしていない

しかし
確かに日本的なる風景が広がっているではないか

黄金色の絨毯の縁取りはしっかりとした緑色だ
一面に広がる

仙台を過ぎて左手に見えてくる山々は何て言うのだろう

雲もいい感じだ

思わず写真を撮りたくなるが
携帯電話のカメラは音がするから
車内で使う気がしない(笑)

約3時間
新大阪行くより遠いなあ

さて
大曲はどんなところなんだろう

松山千春を聴きながら

2009年10月4日日曜日

カモ~ん 感動写真

写真とは、何ぞや。

写真とは、感動を記録するものである。

まぁ、他にも用途はあるが、
世に言う
カメラで写真を撮るのが趣味な人たちは、
いろいろな思いがあるのは事実なんだけど
みんなひっくるめて
そういう一切合財を感動記録媒体(カメラ)に記録する行為を
「写真を撮る」ってことで。


趣味は?
「写真を撮ることです」

これ、とっても、崇高なことです。

趣味は、音楽を聴くことです。ってのも感動することではあるけど、
あくまでも自分の話。

写真を撮るってのは、もちろん自分が感動するってこと、
感動したものを捕らえるという力を要する(得とくする)んだけど、
その先には、誰かに見てもらう、というステージがあるのだ。

ここが重要だと思う。

そこで、また、新たな感動が見た人へと伝染する(笑)

その感動は、もしかしたら、撮影者とは違った感動となるかもしれない。
その時点で、予測不可能な感動の可能性を秘めている。
そこが面白い。
逆に言うと、写真を発表する場が無い、カメラ撮影というか、写真を撮ることは、
なんと空しい作業となるではないか。


先日本屋のカメラコーナー(写真コーナー)に行ったら、
あるわ、あるわ、カメラ本が。

昔より増えた?

タイ象が知っているのは、アサヒカメラや日本カメラ、ちょっと若向けのCAPA、
フォトテク(フォトコンだっけ?)かな、そういうのの他にも、たくさんある。
初心者向け、中には母親向けみたいなのもあり
びっくりした。

カメラってのは、もはや、マニアのものではないんだな。
それはそれで、結構なことだ。
だれでもが、気軽に、写真を撮れる。
愛犬の写真、家族の写真、車の写真。
自分の好きなものを撮って、そして、それが
もしかしたら、感動を呼ぶかもしれない、そういう進化が昨今はあるようだが、
これは、とても真っ当な進化で、喜ばしいことだと思う。


初めてデジタルカメラが出たときは、
賛否両論あったし、今もまだ、あるが、趣味のものだから、どれが正しいとか
これは、間違っているというのは無い。

しかし、昔の、巨匠と呼ばれる人たちは、
今時の写真とはあきらかに違った雰囲気の写真を撮っている。
フィルムの時代に。

ピントがどうとか、フィルムの粒子がどうとか、
そういった議論は少ない。(一部には当然あるのだが)
レンズの描写力とか色収差や
歪曲収差、なんだかんだといってはみても、
プロが使っている
その機材を素人が使って同じように撮れるかというと
なかなか決してそういうわけではないわけで。
プロがすごいのはそこなんだ。
(自分が目指す写真が撮れるように腕を磨くってのが、アマの楽しみでもあるわけですが)


タイ象が一眼レフを手に入れた頃は、まだフィルムもたくさんの種類が
販売されていて、
その頃すでに、緑色や青を、鮮やかなら、フジ
人肌、紅葉ならコダック
などと、メーカも特色を出していたそんな時代。
よく、デジタル(処理など)をけしからんという説もあるわけだが、
しかし、昔だって、フィルムとレンズの特性を考慮して、
状況にあわせて、フィルムを選択して、またフィルタを組み合わせたりしていたんだから、
50歩100歩だ。

デジタルは、センサ(CCDやCMOS)とレンズの組み合わせ。
これは、一見旧世代のフィルムとレンズの組み合わせと同じじゃないか、と思われるが、
実際には、センサに入射した光線を電気信号として取り出し、それを
各色に変換する部分(各社によって、呼び方が異なるが・・・)がある。
これが、大きく違うところだ。

アナログ時代は、
レンズの性能は、いかに、見たまま、そのときの空気感までを忠実に再現するかが、
問題で、その再現を良しととされていて、そういう意味で、当時のNIKONは非常に評価が高かったと思う。

ところが、デジタルが、徐々に浸透してきた頃にある議論が
きっと、行われていたはずだ。
(いや、タイ象はそのころは知らないんだけど、人に聞いた話です)

それは、
家に帰って写真を見たら、

こんなんじゃない、
もっと青かった、
もっと赤かった
もっと鮮やかだった
と。(いや、フィルムの時代もそういうのはあったんですが・・・・・)

で、恐らく、一部のメーカのデジカメは、実際に鮮やかに取れたんじゃないだろうか。

某メーカのは色がいいとか、きれいだとか
そういうふれこみは聞いたことがある。

Nikonの技術者は、レンズの性能(もちろん本体もね)に自信をもっていたにもかかわらず、以外に売れなかったのは
センサーと組み合わせた色つくりという観点において、多分出遅れたんだろう。
いや、それ(色を作るってこと)は、邪道だ、という意見があったんじゃないだろうか。
でも、一般人は、旅行にしろ、何にしろ、
自分の思い出の写真が、色鮮やかに、ある意味作られた色だとしても
それは、後で見たときに、素敵な思い出のプラスアルファになるには違いないではないか。

結局、その写真を写したときの基準となる写真がもう一つあるわけではなく、
あくまでもその時うつした写真しか無いわけだから、
それが綺麗ならいいじゃん。というのが、現在の状況なのではないだろうか。
(いや、全てではなく、あくまでも民生品レベルの話)

写真っていうのは、絶対値ではなく、相対値なのだ。
その青は、そのカメラが写している青は俺の見ている青と同じなのか?
お前の見ている青と俺の見ている青は同じなのか?
というのは、愚問なのだ。

そんなことは、測定器にまかせて、

俺は、この写真のここに感動した
俺は、この風景のここが好きだ

って、

まずは、言ってみたいと思う。

2009年10月3日土曜日

A/D変換の壁


アナログ写真(昔撮りためた写真)をデジタルにしようと思った。
まぁ、いろいろと使いまわしできるし、離れた場所にいる者にWEB経由で見せたり、メールで添付したり、そういう使い方もいいかなと。

アナログ写真そのものには、また良さがあるのも事実。
ならば、よけいに、デジタル化(デジタルの土俵にあげたい)したい。

そこで、
A/D変換である。

アナログレコード資産をipodに入れるとか、
昔のVHS をDVDにするとか、そういった行為も

「A/D変換をする」(A => D変換)

ということになる。
で、タイ象は、自分では、変換できないので、写真屋さんにいったのだ。
多分スキャナで読んでちゃっちゃっちゃ!といくのかと思ってたんだけど・・・・・。

タイ象「すいません、アナログ写真をデジタルに変換してほしいんですけど・・・・」

店員「あ?アナログって・・・・・・それ、写真ですか?」

タイ象「あ~、えと、いわゆる、普通っていうか、あの、そう、現像したやつです。」

店員「あぁ、普通の写真ですね」

おお、ようやく通じた。そうか、普通の写真なんだな、
現像した写真=普通の写真なんだ。
じゃ、デジカメの写真は普通じゃないんだな(いじわるや~笑)
↑もちろん心の叫び。

まず、読み込める写真サイズは、L判か、その一つ下まで。
2L&それ以上はだめ。小さすぎてもだめとな。
生CDを300円で同時購入し、写真を預けて2~3週間納期。一枚あたり30円だったかな。

え~?
そんなに納期かかるの~?

もしかして、カラー写真を色解析(スキャン)して、原紙(写真)を忠実に再現し、最高dpiでスキャンすんのか?んな訳ね~か。意味ないもんね(笑)。

タイ象「・・・・・、で、どのくらいの画質でスキャンすんでしょうか?」

店員「・・・・・・?」

そりゃそうだ。
あきらかにパートのお姉さんだし。
可哀相だ。そういう質問は。

とにかく、そのCDには追記は不可で、持ち込み写真(1注文)ごとに1CDだと。
ま、普通は、ネガをまとめてもってきて、ど~んとCDにするらしいんだよね。
タイ象みたいに、気合の数枚を持ってくる人はいないみたいだ。
ところで、リバーサルはどうなんだ?聞くの忘れた、あまりのショック(大したショックではないか)
に。

昔は、コダックの規格(多分、でもフジもそれでやっていたと思うが)で、PhotoCDってのがあって、これは、追記可能なタイプだった。
ま、単価とか画素数とか、今とは比べ物にならない規格だったとは思う。
何しろ、まだ、デジカメが民生品としては手が出る価格では無かったし。
QV10(カシオ)が発売されていなかった。

タイ象が最初にPHOTOCD注文したときは
そのカメラ屋で初めてのPHOTO CD注文者だった。
何より、まだ、パソコンにCD-ROM(懐かしい!)が付いているのは少なかったし
カラー画像が見れるパソコンも確か無かった?(少なかった)
Appleのクアドラ650というパソコンをローンで買ったのはいつだったかな。
そんな時代(笑)

いかん、話が逸れた。

A/D(エーディー)変換だ。

ま、よくわかなんないのに注文すんのも何だかな~な感じなので、
んじゃ、会社のコピー機でスキャンしちまった方が早いじゃんと思ったタイ象。
でもな、蓄積データの中にタイ象の写真が残るとあとあと、何やってんだ?ってなるか・・・・・。

ま、そんなこんな考えているうちに、もう、や~めた。となるのは、タイ象の悪い癖。
いや、そこにエネルギを費やすのはあまり、意味が無いというかな。
だったら、他の方法を考えるか。

そうだ、そうだ、
いい方法があるじゃん。いい方法というのは、微妙な表現ではあるが、
もっとも簡単な方法。

ケータイで、カシャだ。
そう、ケータイでアナログ写真を写せば良いんだ。
な~んだ、簡単じゃん・・・・・・

って、

実は映り込みとかあって、結構アングルに苦しんで、
2枚撮影して断念。
だめだこりゃ。

以外に高し、ハードルが。

2009年10月1日木曜日

やっぱアルバ最強かも

普段使いのアルバは年期入っています。

いつ買ったのかも忘れました。

セローで初日の出ツーリングに出かけたとき、夜中テントの中、暗闇でもガンガン光っていて、感動したのを覚えています。ってことは、タイ象がセローの時代か。

八王子に大雪が降って、交通も麻痺したとき、自転車で陣馬街道を漕ぎ&押しして陣馬山入り口まで行った記憶があります。

ディレーラーは凍り、チェーンも凍り、時計のピンもはずれ散々だったのです。そのときしていたのが、このアルバ。

また、会社帰り、前方を走るおばちゃんを抜こうと思って

「抜きますよぉ」って声をかけたら、突然横におばちゃんが飛び降りて、俺ジャックナイフ→前転→時計ガリガリの思い出。

なんだかんだで、一番タフな時計かもしれません。


最初のタイへの出張もこれで行きました。なにかあっても捨ててもいいくらいの覚悟(笑)

結局捨てることはありませんでしたが。


そういえばオーストラリア出張の時もこれだったかな。

なんだかんだ言って結構使用頻度高いかも。


92年購入だとすると、もう17年になるんだな〜。

先日、電池交換と磁気抜き、防水テストから帰ってきたばかり。

あと何年使えるかな。


一応スクリューバックなのね。


2009年9月30日水曜日


うちの鳥たち。
白鳥   かな。



なかなか上から撮るのは難しい。

絶妙なバランスでぷかぷか浮いてるモビールってやつでございます。

もう7年もここで飛んでます(笑)

モビールってどうなのよ?って思っていたのですが、
ここんちのシャチョさんが素敵さを力説されていたので購入したのが
7年前。
もう我が家では風景になっているな。

久々にのぞいたらこんなのも増えていた。
男は、こういうのに弱いと思うのは俺だけか。

こういうのって、素直な気持ちになるかな。


2009年9月29日火曜日

ケンテックス ランドマン2


なかなかの視認性。
これは、一目惚れ。衝動買い。









ミリタリーっぽいの探していたんだ。
手持ちのウェンガーはクロノグラフ(クオーツ)なので、もっと
シンプルな3針がいいなと。


ケンテックスというブランドは、ミリタリーウオッチ本に掲載されていたけど
シンプルなのはあまり載っていなかったので、webで何気にチェック。
そしたら、ジン(sinn)に似た、シンプルなヤツを発見。なかなか渋い。
(ジンが買えれば訳ないんだけどね〜)




どうやら、流通在庫のようだ。
200個限定
もう、ケンテックスのhpには記載されていない。




確か、3.5万くらい。交換ベルト(黒皮/白ステッチ&ラバー)やケース、工具など付き。


ETA2824-2というムーブメントが入っているらしい。
殆ど予備知識なしで購入!
(ムーブメントとしては、普通なのね。後でしったタイ象
ついでにETA2010年問題も知ってしまった。)




回転ベゼルのクリック数が何故か90(キリ悪し)
回転ベゼルとインデックスが微妙にずれあり、
そして夜光が弱い。
(これ惜しい。針の長さ、太さ、比率、インデックスとのバランスが
良好なだけに。根本化学じゃないな、これ。)
そして、日差+20秒!(一応仕様の範囲か)
微妙!


この微妙な感じが、すなわち価格なのだ。(と言えばそれまでか)
でも、シチズンとかセイコーとかオリエントだったら
この価格だともうちょっといい具合に仕上がっていると思うんだけどね〜
こういうデザインの時計が無いのよね。




しか〜し、驚いた事が
なんとシリアル番号がこれ↓

ま、単なる番号ですが、一応「001」とな。

何かの間違いか?ショップに問い合わせたら、確かに間違いありませんと。
事情はわからないが、最後(最初)の一つだったみたいで、タイ象が購入した直後に
soldoutになってました。ラスト1個だったのね。
ついてたね、俺。

一昨年の12月31日の深夜、かみさんと息子が実家に帰っていたときに
ラジオの深夜放送を聞きながら・・・・ポチっとね。

俺、一人でいる時は、テレビ見てないな〜
いつもラジオだな。



ところで
精度を保証した時計もあるようだけど、何十万円もします。
何十万円とクオーツの1万円(いや、もしかしたら数百円からあるかな)が同じくらいの精度なんだから、
時計という本来の「時刻を知らせる」という目的達成度からすると、何ともいえないものがありますね。

しかぁし、しかしですよ、実際の何十万とか何百万の時計ってのは、
これは、独特の魅力を出していますよ。ええ。

いや、宝石のようなものも確かにありますが、俺の言っているのは、そういうタイプではなく、機械として、工業(芸)製品として、職人技として、確かに魅力的なもの、今風で言うならば、「オーラ」を出しているのです、間違いなくそれは。


こいつには、そういったオーラはありませんが、しかし、

このはじめての機械式を手に入れて、改めて思ったのは、

そういえば、子供の頃、親父が、セイコーの時計を振っている姿を見たなぁと。

で、整備に出したくても もう、田舎で整備してくれる時計屋が無くて、困ってったっけ。

それで、シチズンのクォーツ買ったんだったな。確か、俺が小4くらいだったと思う。

すごい高かったみたいで、親父はとても大事にしていた。

あの風景だ。

あの風景を俺は今、再現している訳。

ああ、なんだかんだ言って父親の影響を受けているんだねぇ。


この初めての機械式によって、時計への見方が変わりました。


いままでは、ラフというか、雑というか、まぁ、あまり気にせずガシガシと使っていたのですが、あの小さなボディの中には、複雑な機構が詰まっているということを知り、それが例え、クォーツ式の時計だとしても、なんか、奇跡的なことだなぁなどど思うようになり、少々変わりましたかね〜。


ちなみに超普段使いのアルバは一度家の中で行方不明になり、数々のアクシデントに見舞われ

現在に至ります。made in japan の 20気圧防水。どうでもいいやってときに

この時計が一番活躍してる。



多分91年か92年に購入

ほんと今までは荒い使い方してました。すんませんでした。時計様(笑)

2009年9月28日月曜日

星守る犬 (ネタバレあり)


ネタバレありなのでお気をつけ下さい。


友人からメールが来て、これを読めと。「星守る犬」

あんまり、漫画読まないんだけど、本屋でたまたま見つけて、っていうか
すごい勢いで売っていた。

有名なんだな。タイ象は全然知らなかった。



犬が忠実なのだ。

犬が主人公です。

犬は、一人では生きて行けない(多分)

だらか、犬は共同体に属することを自然としている。

この物語には何人かの人間が登場するんだけど、
自分がどこに投影されるかで、感じ方は全く異なると思う。

ただ、なんとかならなかったのか、
そういう気持ちが残る話だった。

なんとかならないことが多い世の中、
犬と「お父さん」は、なるようになる、ケセラセラ
その結果がこれだったのか。

物語はたんたんと進みます。犬はいつでも忠実です。

今、目の前にある、何とかならないこと
何ともならないこと、少し頑張ってみようか
もがいてみようか、そういう気にもさせる何かがあります。

タイ象は「お父さん」に共鳴するところがありました。

でも、泣けはしなかった。
おとうさんは、泣いてるヒマないってことかな。


タイ象はコーヒー好きが奏して
という漫画に出会い、こういう漫画もあるんだな〜と
買い続けていますが、この前テレビで
バガボンドの作者氏が、出ていたのを見て、
こういう職業の人たち(芸術や音楽や、そういうもの)は
なんと自分の身を削る厳しい職業だな〜と思ったのでした。

バガボンドに出てくる宮本武蔵(かな?)が
カッコイイ絵です。
すごい絵です。
すげえなあ〜と思ったら、氏は筆で書いていたのです!
一筆入魂の絵だったのです。
こういう仕事は、自分に甘いタイ象からすると
神業としか思えません。

漫画という一括りはあまりにも広範囲ですが、
漫画だから幼稚とか、くだらないという認識は
それこそ、幼稚な発想になっているのかもしれません。