2009年10月9日金曜日

目にはブルーベリー

夜、家の時計や腕時計の夜光を見たとき、一瞬はっきり見えるけど、
よくよく見ているうちに、その夜光が、薄く(弱く)感じたり、
夜空に小さく輝く星をチラッと発見し、
よくよく見ると、以外に輝いていないとか、見失うことありませんか?

これは、人間の目は、普段、正面を酷使しているので、
網膜の真ん中部分の感度が劣化しているからだそうです。
ちゃんと見ようとすればするほど
感度の弱い網膜部分で被写体を見ようとしているからです。

一方、流し目よろしく、斜めからの光の入射は屈折率の関係で、
普段使っている網膜の部分とは少しずれた位置に映像がくるので明るく感じるのだそうです。

おぉ、明るい!って一瞬感じるのはそのせいです。(網膜のフレッシュなエリアが大活躍)
で、マジマジ見ようとすると正面から見ちゃう。
そして、弱~くなっちゃう。

よって、
星の観察では、流し目が有効だそうです。(どこまで実用的か知りませんが)
あとは、目に入ってくる光を一時的に遮断して(目を閉じる)しばらく安静にしてから
見ると、網膜の感度が上がるそうです。
(多分感度があがるという表現は適切ではないかもしれませんが、
電気的に言えば、暗電流(CCDとかでいうなら、ダークノイズ)が下がり、ダイナミックレンジが
広がるということだと思います。))

もちろん、見ようとする意思によって、絞りが開放になりますので、それによる光量アップもあります。

こうしてみると、目の仕組みは非常に良く出来たカメラで、脳は、さしずめ超高性能画像処理エンジン
ということでしょうか。

網膜は何万画素に相当するのかな?

色んなもの(暗闇を含めて)見て網膜を刺激しよう!
そして、目を大切に!


危険なヨドバシ

今日は 飲み会だった。

飲み会の帰りに駅前の
ヨドバシカメラに寄る。

なかなか良いね〜ってのがある。
ライカだ。
でも入荷未定で価格も未記載
金があれば予約しちゃうけどね〜(笑)


デジイチはずいぶん安くなってる。

デジイチはかさ張るしレンズだなんだとなると
ヤバい雰囲気もりもりするんだよね〜
俺の性格からしてヤバいもの。


オリンパスペンとパナソニックGF1のマイクロフォーサーズは良いのだけれど、
ハンケーキレンズは35ミリ換算で40ミリか〜

イマイチだな
俺の被写体や撮り方は広角欲しい感じ。

35ミリよりもっと引きたい記憶のみ残る。昔撮った(とった)なんとかというやつ

いやあ
ポートレートとか被写体によってはありなんですよ。
デザインも最高
でも
俺的には無し

そして
何より高い!
いや
ものとしては適性価格なんだが
昨今のデジイチが安すぎるために
相対的には高く感じる。
9万某の価格
ならデジイチに逝きなさいとなるのかな。
でも普段デジイチ持ってく(持ち歩く)ってシンドイなあと。


じゃどうすんだ?
やっぱりリコーかシグマかパナソニックのLX3
いや総合力からしたらLX3しかないとも言える。

4.5万だ。

ポイントがこの前貯まったネットブックの分4000円はあるはず

フムフムフム


フムフムフム

手にとっていじくります。
そしたら
「蛍の光」が流れて来ました〜(笑)

これは
もう帰りなさいということだ
ハイハイ帰りますよ〜

明日は息子の幼稚園最後の運動会
カミさんのイグジ使うかな〜

ビデオとイグジの二台持ちか〜

イクシーじゃなくて
何故か仲間うちでは
イグジ
って呼んでるのだ

2009年10月8日木曜日

写真の神様


最近写真について、いろいろ思うこと、感じることがあって
ちょっと書こうかなと。

おじさんは言う、昔のアナログカメラは大変だったんだ。

確かにね。


でも、今はデジタルっていうツール、
そう、ツールがあるじゃん。

アナログにはアナログのよさがある。
たとえば、一発勝負的な。
とる人のそういう心意気ってのが、写真に出る場合。
多くのプロや、ハイアマチュアの人たちは、そういった息吹を
見事に表現する。

被写体を忠実に再現し、見る人の感性に任せるという手もあろう
いずれにせよ、見る人に感動を与えるという
すごい作業。
これ自体はアナログ・デジタルは関係ないと思う。


昔は、写真を撮っても、公開する場はカメラ雑誌程度。
それだって、選考から漏れたら、載らないし。
(実際掲載された人って、知り合いに一人いた程度。それも、すごいちっさく)
となると、素人カメラ男女たちは、家族や仲間うちに発表するのが、関の山。

ところが、
今は、こういう手があちこちにある。


いろんな人が、自分が撮った写真を発表する場。
その写真を見て、感動し、自分も感化されて、
また、写真を撮り、その写真がもしかしたら、
また、他の人の感動を生む。

すごいな、これ。
これぞ、デジタルの真っ当な進化というか、使い方じゃなかろうか。
アナログ時代には、存在しなかった形態だ。
ま、ちゃんと、広告媒体としても、うまく出来ているけどね。
価格コムとの連携具合とか。
 
よく出来たシステムだと思う。
こういうシステムを構築した人は偉い!

アナログにしろデジタルにしろ、人が関わって、人が感動するってことについては
変わらないと思うし、デジタル化によって、門戸が広がったんだから、
そこんとこは、喜んでいいと思う。

いままでは、こんなに真面目に考えたこと無かったけどね。
もう、アナログ一眼レフだって、家のどこにあるのかわからないくらい
触っていなかったんだから、今更カメラだなんて、カミサンにも怖くて言えないなぁ。

こういう悩み(しょぼい悩みだなぁ)があること自体に感謝せよと
写真の神様が言っているに違いない(笑)

2009年10月7日水曜日

大曲出張3

秋田には、初めて上陸です。(多分)
大曲駅はスイッチバック的に入線。
いつもの東北新幹線に乗っている勢いでいると
自分がいつの間にか向きが変わっているのがわからない。
確かに、盛岡あたりで、左に見えていた山が
急旋回よろしく、どんどん右側に流れていったあたりから、景色も変わっていったもの。

大曲の駅には昼ごろ到着し、さぁ、昼飯を食おうということになる。
同行のB先輩は、事前にリサーチ済みで、
とんかつ屋があるとな。
B先輩、リサーチとか、準備周到です。
(っていうか、前回B先輩が来たときに、食べるとこ見つけられずに苦労したらしい)


で、そのとんかつ屋が、これ。
その名もとんかつ専門店 「ボストン」。

「もやっ」てます。モーレツに「もやっ」てます。
もやもやさまぁ~ず2を見ている人は食いつくでしょう(笑)

700円のトンカツ定食は・・・・・・。

昼時だというのに、ボストンに来るまでにすれ違った人は無く、
ボストンには、先客が一人、カウンターでタバコを吸っていました。
何かを食べている訳ではなく、単なる知り合いが来ているという体。

客は、俺達二人のみ。

テーブルには、べたべたのマヨネーズのチューブが無造作に置いてあります。
小さめのトンカツ(ロース)と少な目のキャベツとご飯、なぜか、透明の涼しげなガラスの器に
あつあつのマーボー豆腐が付け合せにきました(笑)
それと、みそ汁とお漬け物。


割り箸が入っている袋には、
「とんかつ専門店ボストン ごはん、キャベツ、おかわり無料」
と記載されていました。

あの客足で商売やっていけるだろうか?
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ボストンを出て駅前のタクシーに乗り、仕事先へ向かいます。片道4000円くらい。
レンタカー借りたほうが安かったかな。


それにしても人に出会わない。
地方の駅前ってのは、どこもこんなもんだよね。
タイ象の実家の駅前もそうだわ。きっと。
だいたい、地方の人は、電車に乗らないもの。

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ホテルは、出来てまだ、間もないルートイン。
新しいホテルはいいね~。

さて、夜飯はどうするか?
人がいない割りに、居酒屋数件と、スナックが入っているビルがある。

これもBさん、リサーチ済み。

「三平」に向かう。

ここお勧めです。(って、なかなか大曲に行く人いないかな~)
多分、チェーン店では無いです。
ちょっと創作料理的なのもあります。地のものを使っていたりして、なかなか良かったです。
オニオンサラダの器が、餃子の皮を揚げたようなので出来ていて、バリバリと食えます。
他には、串焼き系(とんとろ串お勧め)、刺身系も当然あり。日本酒は、秋田のやつ、タイ象は弱いので、なめる程度ですが、ローカルな感じでちょっとこじゃれた感じで、いつも出張のときは、チェーン店しか行かないので、こういう「当たり」のお店に出会うと嬉しいです。

月曜日の夜だというのに、そこそこ混んでいます。

さて、店を出て、ホテル帰る前にコンビニに寄っていこうと、駅前にあったコンビニに目をやると、もう閉まっているではありませんか!
まだ、時間は20時45分。
おお、大曲の夜は早いのです。
(翌日、店の前で確認したら、営業時間6:45~20:30となっていました)

大曲は、花火が有名ですね。って、タイ象はうっすらとしか、聞いたこと無かったんですが。
よって、その時期はすごいことになるらしいのですが、
今はまったくのシーズンオフなので、人は殆どいません。(駅前には。地元の人は、もっと郊外に集うところがあるのかな~)

山々の紅葉は、あとちょっとって、感じで、写真を撮るような状況ではなかったですね~。
なんかおもろい被写体ないかなぁ~って、思っていたら、

帰りの大曲駅で、

ラッセル発見!

タイ象は鉄っちゃんでは無いが、テッチャンの気持ちはわかる。

よって、激写!


もう冬支度か?いや、まだ早いでしょ、とにかく、連結作業とかやんないかなぁ~って見ていたけど何の気配も無し。奥の方にちょっと変わったやつがあったので激写(笑)

タービン状のファン(シロッコ?)で雪を横に跳ね上げるやつだな。
先端部分の形状が変わっているが、理由は知らない。(テッちゃんに任す)

先端と車両の間、多分ここで雪を飛ばすんだな。

しっかし、色がカラフルだね〜
北海道は道路公団の色(黄色)だったと思うけどなぁ、昔の話だけどね。



さて、帰ろう。
大宮まで3時間、そこから、2時間、
田舎に住んでると、時間がかかるのねぇ~。

大宮駅で、寄り道しちゃうんだろうなぁ。

2009年10月6日火曜日

目に映るものって?

人間の目ってのは、いったい、どういう色に感度があるのでしょうか?


波長帯域でいうと「約380~780nm程度」
その感度のピーク(最大値)は「550nm近傍」

答えが、意外にあいまいなのは、個人差があるからです。

550nmってのはどんな色か?

いわゆる、緑色。それも
森の中に太陽が差し込みキラキラと葉が光り輝くような色を切り出してきたような
そんな色が
550nm(ナノメートル)。

光の単位にはいろいろあるのですが、
光の性質の一つである、波長を表現する際に
nm(ナノメートル)とか、μm(ミクロン(メートル))とか言います。

もっとも、色を表す表記としては、色度(しきど)座標なるものがあり、
通常、物体の色を表現するときは、これを用いる場合が多いです。
ちなみに色度座標を計算するのに用いる波長帯域は先の380~780nmが必須。

さて、タイ象は、色度についてはよく知らないので、言及しませんが、
波長550nmに関して、

色ってのは、
人によって、色の見え方は違うけど、
これを波長550nmという数値にすれば、それは、不変なのでした。
(他にも輝度・照度ってのもあるんですが、省略)

あなたの550nmと私の550nmは同じです
と断言できる、共通の尺度です。(色度もそうです)


で、人間の目の感度は、緑、新緑の緑色にもっとも感度が高いというのは、
太古の昔、人間は、森の中で暮らしていたからだとか、諸説あります。

まぁ、ここまでは、よくある話です。

じゃ、日本人と外人(青い目の人)とでは、見え方は違うのか?
これ、どうやら違うようです。
(この部分は、文献をあたった訳ではなく、タイ象の師匠から聞いたことなので
不確かですが)
これには、もともと、原始人だった時代から、
いや、そもそも、人種(DNA)が違うからなんだけど
生活している場所の湿度や温度・気候によって、水や土、空気、植物や、海や空や
ようするに全てのものは、違う訳なので、
見え方が違うらしいのです。
当然水晶体の透過率(波長分布も違うらしい)
ということは、カメラメーカーは、もしかして、
デジカメの信号処理エンジンは、国内向けと海外向けで違うのか?
そこまでは、聞いたことがないのでわかりませんが・・・・・。

しかし、目と脳の信号処理に関してはまだまだ、わからないことが多くあるらしいし、
網膜は感度良いですし、もっというと幻覚とかも見ちゃう訳だしね。
とっても深い脳科学の世界に逝っちゃう感じです。


ところで、目の感度には個人差があるといいましたが、
では、もし、ずば抜けて、紫外域や近赤外域で目の感度があったら、どう見えるのでしょうか?

残念ながら、タイ象はまだ、そういう人に出会ったことはありませんので、
知りませんが、CCDカメラなんかは、実際には人間の目には見えない波長の感度があるんです。
その波長の画像を表示するときは、白黒諧調で表示します。
っていうか、波長という単位を用いた時点で、着色することに意味を持たなくなるんです。
暗視カメラの映像がそうですよね。あれは、全部白黒です。
サーモグラフィの画像もそうです。あれは、CCDではないのですが、
原理は同じです。そして、感覚的にしっくりくるように着色して表示しているだけなのです。


さて、話が逸れました。
目の感度波長帯域は網膜と水晶体の透過率との組み合わせで、
380~780nm程度とかきましたが、
タイ象の知る事件(事故)で、衝撃的なことがありました。

それは、昔、東海村で、発生した臨界事故です。
確か、記憶ではウラン溶液をバケツで、移し変えるという恐ろしいことをやっていた?
例の事故。
事故に遭われた方のコメントで、「青白い光を見た」というのがありました。

これは、普通ではなかなか見る(目視)することが出来ないものだったはずです。
大量の放射線とともに発せられた光は、臨界時に起こる発光で
おそらく、網膜には、目に見える波長のほかに、色んな放射線が網膜に突入し
いや、網膜よりも細かいから、ほとんどは突き抜けていると思うのですが、
恐らく、電気信号として脳で処理されているんだと思うのです。
それが、青白く見えたんじゃいかとタイ象は思うのです。

被害に遭われた方々はすでにお亡くなりに(一名はご存命か?)なりましたが、当時(いや今も)は
日本で、このような強烈な被爆をされた患者さんをみる医療がまったく
経験が無かったので、これは、大変なことになったぞ!などと
素人ながら思ったタイ象でした。

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(事故が起きた この日、タイ象は東海村の某所に行く予定を急遽キャンセルして
代わりの者に行ってもらっていたのでした。
彼は、あの事故を起こした会社のすぐ近くのレストンランで遅い食事をしていたそうです。
帰りも、普通に車で帰ってきて、家に着いてから大騒ぎになっていたそうです。
規制をかけるのも通報するのも遅れに遅れた事故でした。誰もが初めての事態で
対応が困難だったとは思いますが。

その頃タイ象は新幹線車内の字幕テロップで事故を知りました。
「東海村で臨界事故発生、数名が被爆・・・・」
臨界事故?
核分裂が、何で起きてるんだ?チェルノブイリか?何だ?
クエスチョンが並びます。
彼は大丈夫なのか?

結局タイ象の代わりに行って、現場近くにいた彼は、後日被爆検査を実施し、異常ないことを確認しましたが、本来は、被爆前と被爆後の比較検査をしなければ、正確な放射線量はかれないと思うんですが、結果として被爆後しか計れないんだからしょうがないようでした。
白血球の現象、皮膚や爪の変形、所見なしでとりあえずOKというものでした。

タイ象がキャンセルしたのは、タイ象のせいではなく、いろんな状況の組み合わせで
タイ象と彼は入れ替わったのでした。
よく考えると、こういうのを運命とでもいうのでしょうね。
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この青白い光はチェレンコフ光というやつか?と思っていたのですが、
今、Wikiを見たら、そうでも無さそうですね。
難しいことが書いてありますが、それによると、タイ象の上の思いは
どうやら、誤りであるようです。だからといって、完全に否定するものでも無さそうです。
宇宙飛行士の件など。


それにしても、便利な世の中です。
昔はwikiなんて無かったもの。
いろんなソースがあることによって、噛む力が鍛えられます(笑)

もし、ちょっと違う目の感度があったら、
「あなたの知らない世界」が見えるのかもしれませんね。タイ象は遠慮しておきますが。

そうだ、岡本太郎とかピカソとかも、
もしかしたら、違う目の持ち主だったのでは?と思う芸術の秋でした。