2012年3月3日土曜日

換装した感想(だじゃれかい!)

先だって購入したセイコーファイブ

ピンク文字盤 SNXA11K



NATOベルトしていたんだけど、
何かこう、しっくり来ない、
何でだろう?
何でだろう?

何で、このピンク文字盤にビビビと来たのだろう?

答えは、Mr.Shop 時計屋さんが出してくれました。
店長さんから、教えて頂きました



>ロレックス エアキングのピンク文字盤

そ、そうだ、これだ!
さすが、時計屋さんです。そういうの
どんぴしゃなの教えてくれます。

昔、80年代かな?
たぶん、その頃、漠然と記憶されている何か。

それが、
このエアキングでフィットしちゃいました。
(実際には、画像も拝見しました。
ありがとうございます。Mr.Shop時計屋さん)


で、
ですね、

この
SNXA11K
は、ぼってりしたケースなんですよ、
だから、すっきりした印象が無いというか・・・・・
これをですね、
ケースを替えれば、エアキング風っていか、
すっきりタイプにチェンジ出来るのであります。

そんな、立ち話
Mr.Shop時計屋さんには,ご助言頂き、
小生のグダグダ話を聞いてもらい、
ナンバー34No.35の※ケースのみありますよ~的な
ご提案があり、
渡りに船とはこのことよ、
さ~、裏蓋開閉器を買うぞよ、
とあいなった訳です。
で、
以下、
写真をどうぞ。
※No.34と35は、形は同じですが、仕上げが異なります。
小生のタイプは、No.35で、ヘアライン仕上げです。



はっきり言って、撮りながら作業するの
神経使うっていうか、とってもめんどくさいです(笑)

機械いじりが好きな方なら誰でもできますよ。
もちろん、自己責任ですぜぃ。


基本的には、やり方は、ここ(セイコーファイブのページの
説明文の中にリンクがあります。)

事例は小生の実施するムーブメント
7S26Bとは違いますので、
そこは、小生が書きたいと思います。

時計を固定して、スクリューバックを外します。
どのくらいのトルクで締まっていたか?を
記憶しておいて。
っていうか、Oリングが潰れた感じです。
普通の人、分らないですかね(笑)

生の機械はイイね〜
ガラス越しじゃなくて、生ですぜぃ。

で、リューズを抜くんだけど、
ここが、Mr.Shop時計屋さんの写真とは異なることろです。

リューズを動かせば、理屈がわかると思います。
この動きを見て分らない方は、
ここからの作業を進めるのは、お勧めしません(笑)

「見ればわかる」っていうのは、
ある程度の経験というか、そういうの必要なんですよね。
別に、時計のこと云々でなくて、
構造として、分かるかどうかっていう・・・・
ちょっと、この角度だと見えにくいですけど・・・

これ、ちょっとした、ピンセットなどで押しやすいように
印(窪み)が付いています。

板バネっぽくなってて、
ここを押すと、リューズを挟んでる部分が浮くのです。
(テコの原理?)
その状態で、リューズを引き抜くと、取れるっていう体

***追記****
写真が悪いのですが、赤矢印は、あくまでも、この辺ですよ、っていう意味で、
ここを
この矢印の方向に押すっていう意味ではありません
(スイマセン、分かりにくくて/// 汗)

ほんと、ちょっと分かりにくいんですが、その部分のやや影に隠れ気味の部品がありまして
そのプレートの表面に「点」が打ってあるんです。この点をピンセットなどの尖ったもので
ムーブメントに大して垂直方向から押すとリューズがいとも簡単に抜けるということです。
写真は既に、抜けております。点は押しやすいように、又は、これですよ、っていうのを
分かりやすいようにしている為かと思われます。
*************


ここで、ちと問題。
この押す部分を押しながら、リューズを引き抜くっていう行為
これがですね、ルーペが欲しい(笑)→誰かにルーペ持っててほしい。
又は、誰かに、時計を押さえていてほしい(笑)

時計の固定器は、リューズが引き抜けるようにはなっていないのです。
(多分、リューズ抜くための余白はあるんですけどね〜・・・・)
ムムムです。
(もしかしたら、ピンセットで引き抜けたかもしれないけど)


結局、
固定器から時計を外して、

左手で、
時計本体を押さえながら、ピンセットの先で例の場所を押しながら
右手でリューズを抜く。
(左手がつらないようにね。)


おお!確かに、簡単に抜けた。抵抗なし。
リューズ。
写真撮ってないけど・・・・リューズの微細加工に感動。
俺、旋盤でこんな部品作れね〜(当たり前)

さて、肝心の中身です。
これ、樹脂のすぺーさ(黒)と一体になっているらしいのですが、
どうも、これがきつくて
中身が出てきません。
ピンセットでつまむのですが、
滑っちゃうんですよね。

ムムム。

しかもさ、どこをつかむのか、わかんない。
微妙だ。
ルーペで観察すると、
多分、ここの穴は大丈夫じゃね?っていう穴を発見。
そこをピンセットでガッチリつかみ、ぐぐぐって引き抜くと
黒いスペーサがずりずりって、なりながら
何度かチャレンジして
ムーブメント離脱成功!



おお、なんとなく要領が分かったような気がした。
あくまでも気がしただけね。

で、外したムーブメントを、別のケースに入れて、
リューズ位置合わせて、
ぐいぐい、いや、確実に、ちょとずつ、均等に押し込んで、
例の場所を押した状態でリューズ差し込んでOK

裏蓋を軽く手でアタリを確認しながら締める。

完成。
文章にすると大したことないけどね。

こんな細かい事は、一人の時間にじっくりやりたいものですが、
午後から所用だというのに、やり始めちゃった10:30(笑)

ちゃんと、濡れ雑巾で机とかを綺麗にして、ほこりをたてないようにね。

さ、
写真をどうぞ。
左がNo.34のケース  右:オリジナルのケース
けっこうベゼルの形状と仕上げで印象が異なります。
ケースのラグの角の部分の処理が異なりますね。
左No.34の方が、都会的な感じがします。

普通の感じ
でも、怪しいピンクな文字盤。


夜な夜な

朝の光にて


出張のお供に。


2 件のコメント:

  1. セイコー5のピンク文字盤を検索しながらウロウロしてたら、こちらに辿り着きました。格好良すぎです!素人のボクには到底無理ですが、作って欲しいです。

    返信削除
  2. h.fujiiさま
    こんばんは〜
    ピンク文字盤とかこういう微妙な文字盤って70年代テイストで僕も好きなんですよね〜
    Mr.Shop時計屋さんというwebショップで、多分、お願いすれば、やってもらえますよ。(笑)
    僕もそのお店で、この時計買って、ま、自分でやってみたくなって
    道具買ってやりましたけど。
    このお店はほんと親切というか、我々の事を思ってくれるというか、
    素敵なお店(店長さん)なので、ご相談されてはいかがでしょうか?
    是非、セイコーファイブ仲間になりましょう!

    返信削除