2010年4月8日木曜日

あの頃の記憶

僕が高校生3年の秋、
確か、2学期の期末テスト終わった頃(多分)

テストが終わって、仲間で、つるんで
友人宅で、グダグダして、
で、んじゃ、バーイって言って、別れた。
僕は、バス通学。
彼は他の自転車通学の奴と、二人。
手を振って別れた。


くも膜下出血で、意識不明で入院していると知ったのは、
月曜日に学校行った朝だった。

くも膜下出血ということばを知ったのは、その時が初めてだ。

彼は、朝から頭痛がする、ちょっと、風邪っぽい、
シンドイって感じで言っていた。
数日前からだるいとか、熱っぽいとも言っていた。
我慢強い奴だったんで、我慢していたんだなきっと。
勉強もよく出来るやつで、家の手伝いもよくやってて、
しかも、今でいうイケメンだった。言うことない奴。

吉川晃司のカセットをよく貸してもらったな。


道路で自転車と共に倒れているところを、通りすがりの車に発見されて、救急車で運ばれたらしい。
一度も意識は戻らなかった。
そのまま、逝ってしまった。


朝早く学校に行って、体育館でバスケやったり、野球やったりな。
自転車で、北電公園耐久レースなんつって、競ったりな~
修学旅行の寝台列車も向かい合わせで、今でも、そのときの写真のまま
奴の時は止まってる。

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もし、頭痛とかするときは、一度、受診されることをお勧めします。
MRIや脳ドックなど、
片頭痛って言葉で片づけられない場合がありますので。
また、血管にこぶの出来やすい人は、動脈瘤ってのに気をつける必要があります。
血圧、サラサラ血になるような食事に注意をはらうことは当然ですが、
多分、遺伝的なものもあるかもしれません。(食事との因果関係も大いにあると思いますが)
鎮痛剤で効かない頭痛は要注意です。
(小生は、片頭痛の診断を下される前に、頭部のMRI、CTなどで、検査をしました)
これも、彼の出来事を身近に経験しているので、のことです。
(ちなみに、偏頭痛の原因は医学的には解明されていません。諸説あるのですが・・・・)


やりたかったこと、まだまだあったはずなのに、逝ってしまう、悲しさ
家族とかを残して逝ってしまうことへの無念さというか、
悔しさっていうの、思うだけで泣けてくる。
歳をとってくると、そういうこと、考えちゃいます。

いつになく真面目に書いちゃいましたが、
クモ膜下出血という言葉を聞くと、このときのことを思い出します。

読売巨人軍/木村拓也コーチのご冥福をお祈りします。

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